木曽ヒノキは、世界的にも有名
日本という国には、素晴らしい建材を生み出す木がたくさんありますね。古来から、さまざまな建具、家具、家の建材などに使用されてきたものもたくさんあるのもうなづけます。その中で、特に有名なものというのは、たとえば、「木曽ヒノキ」というものです。木曽ヒノキは、秋田の杉、青森のヒバと共に日本三大美林と称されてきています。それで、古えから、ずっと称賛されてきたというわけなんですね。たとえば、千年ものあいだ、ずっと私達にその姿を変わらず見せてくれている「法隆寺」の建立にも建材として「木曽ヒノキ」が使用されているのです。また、伊勢神宮などの神社や寺院にもです。 木曽ヒノキは、世界的にも有名です。木曽ヒノキというブランドは、外国人の方にもわかって下さっているのですね。ヒノキは、杉の次にたくさんの植林がされています。しかし、「木曽ヒノキ」という種類の木は、条件があります。「木曽に実生していなければならない」天然木、というのが木曽ヒノキなのです。そして、ヒノキという種類の木は、他の木と違って成長が遅いのです。ですから、建材として使えるようになるには、非常に長い時間が必要です。長い時間をかけて成長する木と、早く成長する木、どちらがきめ細やかな建材になると思われますか。答えはもうお分かりですね。ヒノキのように、ゆっくりじっくり成長する木のほうが、建材として利用されたときにきめの細やかさが浮き出てくるわけです。さて、きめが細かいということはどんなメリットを生むでしょか。それは「狂いの少ない」建材になるということなのです。狂いが少ないから、法隆寺もずっと健在なのですね。